クリエイション・キッズ・ラボ 2019|ふろしきを結んで、包んでみよう
2019.08.21 水
対象:小学生(1年生〜6年生)
定員:30名
参加費:1,000円(材料費)
四角いシンプルな布が、結んだり、包んだりすることで、いろいろな物の包装になったり、バッグになったり、スカーフになったり……。このワークショップでは、会場に用意した、たくさんのふろしきに触れ、みんなで一緒に遊びながら、楽しくふろしきの包み方や使い方を学びました。白い生地に、まる、さんかく、しかくの形をしたスタンプを押して、オリジナルのふろしきも作成。初めてふろしきを扱うお子さんも、使ったことのあるお子さんも、ふろしきの魅力を体験していただくワークショップになりました。
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最初に自分が使うふろしきを選びます。
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ふろしきの文様を紹介。「たとえば唐草模様のふろしきは、どろぼうのイメージも強いけど、本来は繁栄や長寿を意味する文様なんですよ」。
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最初に一番基本となる結び方「真結び」を教わります。みんな一緒にひとつずつの工程を進んでいきます。
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つぎは、ふろしきの四隅をそれぞれ一つ結びにして。
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帽子のできあがり。みんなでかぶってみました。
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ふろしきでエコバッグをつくってレジ袋とくらべてみました。同じものを中に入れて持ってみると「ふろしきのほうが軽く感じる」「手が痛くなくて持ちやすい」などの声が。
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スタンプを使って、オリジナルのふろしきづくりにも挑戦しました。
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スタンプの形、色、配置を考えながら。
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どんなデザインができるのかな。
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ペットボトルを使って、瓶包みを体験。
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ふたりで一緒にやってみよう。
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ふろしきリュックは、紐と袋部分で2枚のふろしきを使いました。
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最後の自由な時間では、今日習った包み方をおさらいしたり、ふろしきで遊んだり。
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自分でつくったオリジナルのふろしきで包んで、記念撮影。
参加者アンケートより抜粋
・ふろしきでつつんだりして、ふろしきを改めていいなぁと思った。リュックを作ったときは、柄の組み合わせがたくさんできるなぁと思った。(4年生)
・ふろしきのたくさんの包み方を知ることができてよかった。(5年生)
・プラスチックを食べてしまったクジラのことを聞いて、わたしはふろしきや自分のバッグを持ってお買い物に行こうと思いました。(5年生)
・真結びが最初できなかったけど、先生が教えてくれたのでできるようになりました。(6年生)
・ふろしきはビニールぶくろよりもつかいやすいことがわかりました。たくさん入るし、軽く感じて、環境にもいいので使ってみたいと思いました。教えてもらったことを家でもやってみたいです。(6年生)
保護者アンケートより抜粋
・気になりながらも、なかなか子どもに伝えられなかったり、親がわからなかったり、ふろしきの歴史や使い方、結び方を知ることができてよかったです。スタンプを使ってオリジナルのふろしきを作ることができたのも楽しそうでよかったと思います。
・ふろしきの活用方法を知ることができました。実践しようと思います。
・日常的にふろしきを使っていけそうに思いました。子どもにとって体験することで身近な物になるための良い機会となりました。
・環境問題と昔の人々の暮らしをからめた自由研究を考えていたので、まさに理想的なワークショップでした。
・エコや環境への関心を、自分たちが作ったふろしきから考えていく良いきっかけになります。工夫や知恵がつまった素敵なワークショップでした。
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ふろしき研究会は、非営利の市民団体として1992年に設立。現代のくらしにふろしきを活かすこと、次世代に伝えることをテーマに、新たなふろしきの包み方を提案し、さまざまな活動を続けている。会員約220名(2018年1月末現在)。小・中・高校総合学習、環境学習をはじめ、自治体の環境学習、消費者教育、高齢者を対象とした社会教育、国際交流、障害者との交流など、様々なふろしきの講座を開催。ワークショップでは参加者と講師が包み結ぶ楽しさを分かち合いながら、創造力を確かめあうことを大切にしている。